旦那が借金を隠していた今、『離婚』が頭によぎっていることでしょう。
しかし、離婚よりも先に考えるべきことがあります。
それは借金を返せるのかということ。
借金返済が可能な額なら、お金を返した後にもとの暮らしに戻ることができます。
旦那に裏切られた!と勢いで離婚して後悔をしないために、今すべきことを冷静に考えてみましょう。
旦那が借金を隠してた!今すぐすべきこと3つ
借金の全てがいくらあるのかを確認する
旦那が借金を隠してた場合、借金の額が100万単位で膨れ上がっていることが多くなります。
そして、借金が100万単位であるということは、ひとつの金融機関で返しきれずに複数の金融機関を利用しているというパターンが多くなります。
旦那の借金が発覚したら、
- 借金の全額
- 借金がある金融機関
- 友人などに借金をしていないか
- クレジットカードで分割やリボ払いを利用していないか
どこで借りて、いくら借りているのかを全てチェックしましょう。
借金は1円でもバカにできません。
特に金融機関やクレジットカード利用の支払いは利子がかかるので、借金を無駄に増やさないためにきちんと調べることが最優先事項です。
現実的に借金返済ができそうかを考える
借金の金額を全て調べたら、現実的に返済できそうかを考えます。
現在の収入と支出を全て洗い出して、生活費を削ればいくら借金返済に当てられるかをノートなどに書き出してみましょう。
生活費の削減は、
- 旦那のお小遣い
- 毎日の食費
- 携帯代
- 保険料
- 娯楽費 など
以上の支出項目を見直せば借金返済にあてられます。
もし、借金の金額が大きすぎて毎月の収入だけでは足りない場合は、いくら足りないのかを具体的に書き出します。
借金返済の手段を確保する
借金を早く返すためには返済の手段を確保することが大切です。
- ボーナスなどの臨時収入を借金返済に当てる
- 妻の自分が働けば収入が増えるなら仕事をはじめる
- 旦那にも副業をはじめてもらう
ひとつの仕事では収入が足りないのなら、副業を持って毎月の収入を増やす工夫も取り入れてみてください。
ただ、子どもがいる場合は、子育てしながら女性が仕事を増やすのは難しいです。
そのため、優先順位的には
- ボーナスを全額借金返済に当てる
- それでも返済が難しいときは旦那が副業で収入を増やす
以上の2つで返済手段を増やしてみてください。
借金返済の注意ポイント
借金返済を旦那に任せない
旦那が借金を隠してた場合、発覚した以上は借金返済を旦那に任せてはいけません。
借金が膨れ上がっているということは、旦那ひとりでは処理しきれなかった案件です。
つまり、旦那に任せて家計から借金返済分のお金を渡してあげたとしても、旦那はひとりでは借金を返せません。
借金が発覚した時点で必ず妻のあなたが旦那のお金を全て管理し、借金はあなたの管理の元で旦那と一緒に返すことをおすすめします。
借金の原因を回避する対策を取る
旦那が借金を隠してたということは、あなたに言えない趣味があったということですよね。
借金を抱える人はパチンコやFXなどギャンブル性のあるものに手を出し、お金を使っている感覚がなく借金が膨れ上がってしまったケースが多くなります。
一度ハマってしまったギャンブルは、やめたつもりでも何らかのきっかけで再熱することが多いんです。
もう二度と借金をさせないためには、ギャンブルなど借金の原因に触れられない環境を作ることで対策を取っていきましょう。
- 別のものに興味を向けさせる
- ストレスをためさせない
- お金のかからない趣味を進める
おすすめなのは、あなたと一緒に楽しめる趣味が良いですね。
借金を隠してた旦那であれば、今後不信感はなくしきれません。
監視するわけではありませんが、できる限り一緒に行動をしていった方がより安心できます。
借金返済が現実的に難しいのなら債務整理を
借金の金額が大きすぎて現実的に返済が難しいときは、専門機関に相談して債務整理を考えてみてください。
借金は期間が長引くだけ利子が増えていきます。
いつまでたっても元金が減らないとなっては大変です。
そのため、これ以上は自分たちだけでは返せないと思ったら早めに専門機関に相談に行ってみてくださいね。
旦那が借金を隠していたら許すべきか
旦那が借金を隠していた場合、離婚すべきかを考えてしまいます。
でも、借金があってもすぐに切り捨てることはできませんよね。
- 旦那の変化に気がつけなかった
- 旦那の行動を気にとめていなかった
- 旦那のストレスをわかってあげられていなかった
もし、借金をした旦那に情が残っているのなら、離婚を急がずにまずは借金を一緒に返すことを頑張ってみてはいかがでしょう。
人が作った借金を返すのは正直つらいです。
でも、借金を返したあとは何もなかったように元の生活に戻れます。
離婚をして後悔をしないために、結論を急ぎすぎないで長い目で考えてみてください。