子供ができて幸せなはずなのに、ワンオペ育児で辛いと思うことがあります。
その時、仕方がないという気持ちを通り越してしまい離婚をしたいと思うこともありますね。
ワンオペ育児から離婚のメリットとデメリットと離婚を決める前に考えることについてご紹介します。
ワンオペ育児から離婚のメリット
夫から開放される
ワンオペ育児の場合も辛い事の一つとして挙げられるのが「夫のこともするのが辛い」ということ。
ワンオペで家事育児をしているとほとんど何もしないのに、どうして自分だけ夫のことをやらなければならないのかと思うようになります。
自分のことは自分でしてほしいと思うものの、やっぱり妻が夫の世話もすることになるのです。
特に食事の準備などは、とても辛いです。
自分ひとりのことだけのことを考えるのは、とても楽です。
しかし夫のことを考えて行動することは、とてもストレスとなります。
しかも、その夫が厳しい人の場合はなおさらです。
そんな時、離婚して一人になることにより厳しい夫のことはしなくていいと思えるのでとても体が楽になります。
・嫌な気持ちを持つことがない
夫がいると思うと、どうして自分だけこんな風に辛い思いをするのかととても嫌な気持ちになってしまいます。
それはなんと言っても、夫と自分を比べてしまうからです。
夫は外で飲み会などで楽しむことが出来るのに、自分はワンオペ育児で全くそんなことができないと思うと辛い気持ちをずっと抱えることになり大変です。
その時、夫と離婚をすることにより、夫と自分の生活を比べることがなくなるのでかなり気持ちが楽になります。
自分の考えで育児ができる
夫と離婚をすることにより、自分の育児方針で行くことができるようになります、それまでは、育児に参加をしないのに口出しをしてくる夫に腹が立つことがあります。
どうして自分は何もしないのに、そんな口出しをしてくるのだろうとイライラが募ります。
夫がしっかり育児に参加をしてくれていると、そんな気持ちになることはないのですが口出しだけをされると離婚をしたくなります。
そしてそのことで、喧嘩をしてしまうことが多くなるのです。
夫がいうことについて、いらいらが募り本当にひとりのほうがましと思うようになります。
ワンオペ育児でさえ、辛いことなのにその夫の口出しについてのストレスから開放されるととても気持ちが穏やかになることができます。
子供の前で喧嘩をしなくなる
自分のメリットばかりではなく、離婚をすることにより育児について夫と喧嘩をすることがなくなるので、子供にとっても大きなメリットとなります。
やっぱりストレスが溜まってしまうと、つい喧嘩をしてしまうことがあります。
そんな時、しっかり子供はその様子を見ています。
そしていい思いをすることはありません。
ひどい場合は、その様な事を見てしまうと、そのことがトラウマとなってしまうこともあります。
喧嘩ばかりしている場合は、子供のことも考えて離婚をすることも一つの選択方法ですね。
ワンオペ育児から離婚のデメリット
収入が減少する
夫が働いていて、妻が働いていない場合は収入がなくなりぐっと困ることになります。
離婚をする前に、そのことについて充分考えておくことが大切です。
感情的になり、つい先走り離婚をしてしまうと路頭に迷うこともあるので、しっかり準備をしてから離婚を考えるようにしましょう。
また、離婚をすることにより今までのような生活ができなくなる可能性もあります。
食事のメニューが変わる等、そのことについても覚悟をすることが大切です。
そのストレスは、かなり大きいです。
生活水準がかなり下がってしまうことを思って、それでもいまの状況よりもいいと判断をすることが大切となります。
子供が寂しがる
子供が夫のことを好きでいる場合は、離婚をすることによりとても寂しがることがあります。
さみしいという気持ちを話すことができない場合は、不安になり情緒が不安定になることもあります。
そのことも理解して、子供に今以上にたっぷりの愛情を注ぐことが大切です。
ひとりでさみしいことがある
今までは、夫がいることにより家の中で誰かがいると思うことがありましたがそのことがなくなり、不安になることがあります。
嫌と思っていた夫でも、いることにより寂しさを感じないこともあるのです。
ところが、誰もいないのでこれからはひとりで全てのことをすることになり、その不安な気持ちも一緒になりさみしいと思うことがあります。
さみしいと思う場合は、同じ境遇の人達とコンタクトをとったりして気持ちを話したりすることが大切です。
そのままでいると、不安が強くなりすぎてしまうこともあるので要注意です。
ワンオペ育児で離婚するときは慎重に判断!
ワンオペ育児から離婚をしたいと思う人は、たくさんいます。
その時、離婚をしたいと思う気持ちのままで乗り切ることができる場合もあるのです。
誰かに愚痴を聞いてもらう、助けてもらう等、離婚を考える前に行動することも大切です。
離婚は最終手段と考えておきましょう。