貯金がしたい!と思ったら、まずは「断捨離」をしてみませんか?
「捨てることでお金が増えるの!?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これがかなり効果的なんです。
それでは早速、捨てることでできるムダな出費を防ぐ方法や、そのポイントをまとめてみていきましょう。
断捨離が貯金体質につながる!
「捨てること」が直接的に貯金につながるわけではありませんが、断捨離をすることで部屋が整理整頓されると「もの」を増やすことに抵抗を感じるようになります。
ものを増やすことに抵抗を感じると自然とムダな買い物が減ってきます。
そうすることで、意識をしなくても「節約」へとつながるというわけです。
また、部屋の整理をはじめると人は快適な空間をつくろうとします。
快適な空間をつくるためにはアレやコレやとものを増やすのではなく、本当に自分の欲しいものだけを購入するようになります。
そうすると自然と自分にとっての「必要なもの」を探すようになり、次第に「活かせるお金の使い方」ができるようになります。
断捨離の方法
「断捨離が貯金を増やすことにつながる」ということが分かったところで、早速やり方をご紹介します。
捨てポイントは次の5つです。
- 不要なもの
- 1年以上使っていないもの
- 同じ種類を持っているもの
- 場所を取ってしまうもの
- 生活感の気になるもの
不要なもの
これはもちろん断捨離の上では当然のことですね。
不要なものとはもう使わないもの、壊れれて使えなくなったものなどたくさんあります。
いらないけれど置いているものって、実は家の中にはたくさんあります。
「使わないけどもったいなくて捨てられない」というとき、「いつか使うかもと残している」とき。
ぜひ思い切って捨ててみてください。
1つ捨てられずに置いていると、その場に次々と同じようなものが増えていってしまいませんか?
そうすると新しく買ったものまで積み重ねてしまうことがあるので、これは本当に悪循環。
不要なものは置いていることの方がもったいない。
空間を広げることで「活かす家」をつくることもできますし、本当に必要なものは何かを確認することができます。
自分の持ち物を把握するためにも、不要なものは置かないようにしましょう。
1年以上使っていないもの
最近使っていないなと思うものの「捨てるタイミング」はどのように決めていますか?
捨てタイミングは長くても「1年以上」使っていないものは対象にすると良いでしょう。
なぜなら、1年以上使わないものは次のシーズンが来ても使う出番が来ないことが多いためです。
例えば、服などがいい例ですね。
「去年買った夏服。今年はブームが過ぎて着る機会がなかったな」ということってありますよね。
自分の中でブームが去ってしまった服は、もう2度と着る機会は来ません。
来年はまた着たくなるかも!と残してもいても、来年にはまた新しい服が欲しくなります。
ということで、「1年使っていないものは今後の出番はなし!」
これは服だけに限ったことではなく、キッチン用品も掃除用品も、文房具も。
全てのものに言えることです。
そのため、ぜひ積極的に捨てていきましょう。
同じ種類を持っているもの
同じ種類を持っているものも、ぜひ断捨離の対象にしてみてください。
文房具やキッチン用品、掃除用品に同じ種類のものはありませんか?
例えば、ハサミやのり、マスキングテープ、洗剤、調理ツールなど。
掃除用具はたくさんの種類を集めなくても、エコクリーナーの重曹とクエン酸スプレーの2つさえあれば家中を掃除できます。
用途によってトイレ用、お風呂用、ガラス用など、それぞれ1つ1つそろえるのはムダな買い物です。
同じものをたくさん持っていても、使うものは毎回同じ。
自分にとって使いやすいものってありますよね。
出番のないアイテムはスペースが散らかるだけなので断捨離の対象として考えてみましょう。
収納家具
最も断捨離の対象にしたいものが「収納家具」です。
部屋の中に収納家具があると片付けやすいかもしれませんが、場所があることで「もの」を増やしてしまいます。
置き場所があることで購買意欲も高まります。
買いたい欲求は「お金を増やす」ことから遠のくばかり。
できるだけ収納場所をつくらないことが、ものを増やさない近道になります。
ムダ遣いを防ぎたいという方は、収納場所は必要最低限にする工夫を取り入れると良いですね。
生活感の気になるもの
生活感の気になるものはインテリアを格下げしてしまいます。
部屋がごちゃごちゃして生活感が出ると、なんとか片付けようと収納アイテムを増やしてしまいます。
すると、また家の中にものが増えてしまいごちゃごちゃ……。
家が片付かない無限ループが繰り広げられます。
生活感の気になりやすいアイテムは手軽に買える100均などを活用するよりも、ちょっと背をのばしてデザイン性の高いアイテムを購入した方が長く大切に使えます。
空間の雰囲気が下がってしまうものは断捨離して、インテリア性を高めるものを取り入れると長期的な節約につながります。
断捨離で貯金を増やす生活スタイルに
ものを持たないシンプルな暮らしをしていても散財をしてしまうことがあります。
無駄遣いをするときに限って「家が散らかっている」というケースは多いのです。
ムダづかいをするときは「生活を充実させたい」という気持ちの表れ。
整理整頓をして家を片付けると快適空間をつくれます。
過ごしやすい家づくりができると自然とムダづかいも減っていきます。
「節約をはじめたい!」「貯金をしたい!」という方はぜひ断捨離に挑戦してみてください。