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子どもの学費を貯める5つの手順!節約生活でもできる教育資金の貯め方

子どもの学費を貯める5つの手順!節約生活でもできる教育資金の貯め方 貯金

子どもの将来のための「学費」って貯めていますか?生活するだけでも苦しいのに、学費なんて貯まらない!という方は多いのではないでしょうか。

 

毎月、毎月、いろいろなものの支払いに追われているのに、貯金なんてできませんよね……。ただ、そんなことを言っている間に、子どもはどんどん大きくなっていきます。

 

子どもはあっという間に成長して親の手から離れていってしまうもの。「もう大学!?えっ!学費!?」と困らないために、今からしっかり教育資金を貯めていきましょう!

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教育資金っていくらいるの?

 

実際、教育資金にはいくらくらい必要かご存じですか?

 

調べてみたところ、高校まで公立に通いその後大学に進学した場合は少なく見積もって300万円、一般的には500万円くらい準備しておいた方が良いようです。
高校からは授業料が必要になりますが最近は国から「高等学校等就学支援金」が出るため、毎月の授業料はあらかじめ貯めておかなくても生活費に含めても負担が少ないと言われています。
 

高等学校等就学支援金の基本金額は月額9,900円となっており、世帯年収によって支援金額がプラスされます。住民税の支払が少ない家庭は支援金が加算されるので、年収が少ないから高校の授業料が不安というご家庭などにやさしい制度です。

 

子どもが公立学校に通う場合は、国の支援金を活用すると大学進学のみの資金を貯めるだけで十分だと考えられます。
大学資金は入学金100万円くらいと4年間の授業料400万円くらいが必要なので、全体で500万円を目安にすると良いですね。

大きな落とし穴!塾費用も考えよう

「よし!子どもの大学費用のために500万円貯めよう!」と思た方。実は大きな落とし穴があることも知っておきましょう。

 

大学に進学するためには「塾」に通う必要があるかもしれません。進学先が難関大学になるほど、その必要性は大きくなります。子どもが1年間塾に通った場合の受講料を知っていますか?なんと、1年で40万円~100万円くらいの費用がかかるようですよ。

 

1年で100万円かかった場合に高校3年間塾に通うと考えると、大学進学費用とは別に300万円も貯めなければいけません。できるだけ生活の負担にならないよう、これも将来の教育資金に加えて考えてみましょう。

節約生活でもできる教育資金の貯め方

 

節約生活に励みながらの教育資金貯めはとてつもなくハードです。子どもが大学に進学するまでに500万円を貯めるにはどのようにしたらいいのでしょうか。

まずは教育資金積み立て計画を立てる

まず子どもの学費のためにするべきことは、「教育資金計画」を立てることです。

 

教育資金の準備計画は、次の手順で進めてみましょう。

1.子どもの貯金口座を作る

2.目標金額を決める

3.児童手当を貯める

4.学資保険に入る

5.子どものお祝い金は積極的に貯める

1.子どもの貯金口座を作る

これなら誰でも簡単にできます!とにかく子どもが生まれたらすぐに子ども名義の口座を作りましょう。自分名義の口座に貯金をする方法もありますが、名義が自分だと家計に困ったときに使ってしまいやすくなります。

 

これは「子どものお金だよ」と頭にインプットさせ絶対に使うべき日が来るまで引き出さないと!意識づけるためにも、子どもの貯金口座を作ることが何よりも重要任務になります。

2.目標金額を決める

教育資金を貯めために次に大切なことが、目標金額を決めることです。目標が決まらないと次のアクションが取りにくくなります。一般的な学費資金は300万円~500万円ということなので、生活に負担のない金額を目指したいときは300万円を目標にしてみてください。

 

ただ、300万円を目標にした場合、貯金額は減らすことは簡単ですが増やすことは難しくなります。300万円の資金では4年制の大学に進学した場合にすべての学費を補えません。そのため、はじめは500万円を目標に考え、難しいようならその時々によって調整するようなスタイルを取ってみてはいかがでしょう。

3.児童手当を貯める

毎月の生活費に負担をかけず、子どもの教育資金を確実に貯めるには児童手当の積み立てがおすすめです。子どもが生まれてから児童手当を貯め続けると、中学卒業時には200万円近い資金を貯められます。

 

児童手当は3歳未満の子どもに月々15,000円、3歳以上中学卒業時まで10,000円が支給されます。児童手当は2月、6月、10月の年に3回のまとめ払い制なので毎月の生活費に当てにくいため、そのまま積み立てて大学時の進学資金に貯めておくというご家庭がたくさんあるようですよ。

4.学資保険に入る

児童手当と併用して取り入れたい方法は学資保険です。学資保険は子どもの教育資金を積み立てられるだけでなく、医療保険としても使える便利な保険です。契約の種類はさまざまですが、1カ月あたり1万円前後の支払いで18歳の満期時に200万円が振り込まれます。児童手当と学資保険を組み合わせることで、400万円を確保することができます。

 

ただ、学資保険のデメリットは途中で解約をすると、戻りが支払った金額よりも少ない場合があります。元本割れは損失になるので、加入の際にはしっかり検討する必要があります。

 

また、学資保険は長期間の支払いになるため、家計の負担も大きくなります。子どもは大きくなるにつれて出費が膨らむので、日常生活に無理がないようお金の作り方も計画しておくと安心です。

5.子どものお祝い金は積極的に貯める

子どもの教育資金の400万円を児童手当と学資保険で貯めた場合、残った100万円は子どものお年玉や誕生日、その他のお祝いでもらうお金を積極的に貯めるようにしてみてください。

 

お正月や誕生日などのイベント時期は家計がつらい!と使ってしまいたくなりますが、これを使うと子どもの進学時は暗黒時代に突入すること間違いなしです。イベント用の費用は別で貯めるようにし、お祝いでもらったお金は必ず子ども口座に入金しましょう。

 

お年玉で3万円、誕生日に2万円、その他のお祝いで3万円もらった場合、1年に8万円貯金できます。8万円を18年間貯められると144万円も貯まります。そうすると、児童手当と学資保険、お祝い金を合わせると目標の500万円を達成することができます。

 

ただ、誕生日やお年玉などにもらったお祝いは、子どもためのお金でもあります。そのため、子どもの楽しみになるよう、好きなものを1つ購入すると良いですね。もらったお金で好きなものを買うことで、感謝の気持ちを持つこともできます。もらった金額の1割~2割くらいでおもちゃや服を購入してみてください。

子どもが17歳になるまでに目標金額を貯める

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大学の進学費用は18歳になるまでに目標金額を貯めれば良いのでは?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、貯め終わる時期は断然早い方がおすすめです。高校3年生にもなれば塾通いが始まるので、大学資金を貯められる余裕はほとんどないようです。

 

塾が始まるのも高校3年生からでは遅いと言われているので、できれば中学卒業を目安に学費を貯めていくと安心です。

大学4年目の費用は入学後でも

子どもが大学に入学するのに目標金額まで貯まらなかった!というときも焦ってはいけません。大学は4年間もあります。例え、3年目、4年目の学費が貯まっていなくても、通いながら貯めることができます。

 

1年間の学費は前期と後期合わせて100万円くらいが一般的なので、1カ月あたり84,000円を積み立てると1年で貯められます。

 

4年目の学費だけが貯まらなかった場合であれば3年の間に100万円を貯めれば良いので、1カ月あたり3万円の積み立てになります。塾通いや学資保険の支払がなくなったあとであれば、1カ月3万円は貯めやすいかもしれませんね。

 

ただ、子どもが一人暮らしを始めるとその分の費用も必要になるので、進学後の計画は成長した子どもと相談しながら具体的に進めていきましょう。

子どもが2人以上だった場合はどうする!?

子どもが2人以上になると貯めなければいけない教育資金は2倍!1人目に力を入れすぎてしまうと2人目以降は奨学金を借りなくてはいけなくなり、子どもの大きな負担になります。

 

実は私自身、4人兄弟の2番目。1番上の兄弟は奨学金を借りていませんが、私から下の兄弟はしっかりと奨学金を借りて進学しています。奨学金を借りると大学を卒業したあとに、毎月1万くらいずつの支払が始まります。私は5万円ずつ2年間ほど借りたので120万円の支払となりました。30歳の現在もまだ完済はできていません。長期的に支払いが続く借金なので、できることなら子どもの負担を増やさない方が安心です。

 

子どもが複数人いるときは1人あたりの準備資金額を減らして、同じように貯めていくと良いですね。兄弟で金額に差をつけてしまうと、進路決めのときにトラブルになることも考えられます。

子どもの教育資金は計画的に貯めていきましょう!

子どもの教育資金はぜひ子どもが生まれる前から計画を立ててみてください。

 

ただ、収入には上限があります。どうやっても資金貯めが難しいというときは、少し子どもが大きくなったら相談をしてみると良いかもしれません。

 

私の家庭は子どもが2人なので1人あたり300万円ずつ貯めたいと考えています。300万円では大学によっては進学できない可能性も出てきます。子どもの将来の幅を狭める結果になっては残念なので、子どもが中学生になるくらいになったら進路やお金のことを話して将来のために準備を一緒に進めていこうかと考えています。

 

高校生になったら子どもはアルバイトを始めることも可能です。夢のために自分で学費を稼ぐことはとても良いことですし、アルバイトが難しいならば学費が比較的安い国立大学を目指すこともできます。

 

やり方はいくらでもあるので、まずはできることから少しずつ始めてみてくださいね!