小さな子供の入院で24時間付き添いをしなければいけないとき、兄弟がいるとご飯や学校から帰ってきてからどうしよう……と頭を抱えてしまいますよね。
兄弟児の留守番対処方法と私が年長の子供と付き添い入院したとき小2の息子に取り入れた方法をご紹介します。
子供の入院付き添い、兄弟がいたら信頼できる人に預けるのがベスト
子供が入院して付き添いをしなければいけない場合、一番安心できるのが信頼できる人に預けること。
夫や実家の母親など、子どもの気心がしれている人に頼った方が精神的な負担も少なくなります。
付き添い入院で母親がいない負担は、留守番している子どもにとってストレスに。
できるだけ子どもにとってベストな環境を考えると安心です。
子供の入院付き添い時の兄弟のお留守番対処法
付き添い入院期間中は夫に子どもをまかせる
付き添い入院中は父親である夫に子どもを任せるのがベストです。
いつも仕事ばかりで子供の世話をできるのか不安にもなりますが、「親」であることを自覚してもらうためにもぜひお願いしてみると良いですよ。
- ご飯はコンビニ・惣菜でOKにする
- 子供のタイムスケジュールを書いておく
- 定期的に交代する
付き添い入院中は夫に育児や家事のクオリティを求めすぎないことが大切。
夫もひとり育児に不安を感じているので、普段より甘めで見守ってあげましょう。
放課後は児童館を利用する
兄弟児が小学生なら児童館を利用すると安心です。
夫に子どもを頼む場合、小学生の帰宅時間は早いので仕事が終わらないですよね。
かと言って、夫が帰るまで子どもをひとりで留守番させるのは心配です。
児童館なら安全なのでぜひ活用をおすすめします。
地域の子育てサポートを利用する
- 夫に頼れない
- 児童館も難しい
家族に頼れる人がいないときは地域の子育てサポートを探してみましょう。
シルバーサポートなどを活用すると費用を抑えつつ子どもを預けられます。
シルバーサポートは事前の登録や面談が必要なので早めの準備が大切です。
民間のベビーシッターを利用する
預けやすいようにサポートしてくれるのが民間のベビーシッターです。
小学生は中学年までなど制限がある会社もありますが、時間などは融通をつけてくれるところもあります。
地域の子育てサポートより費用は高くなりますが、保育士の経験があるなど、より専門的な人に預けられます。
小学生の兄弟をひとりで留守番させるのはOK?留守番時の注意ポイント
我が家の場合、下の子の付き添い入院をするとき小学2年生の息子がいました。
付き添い入院中は夫に任せることになりましたが、児童館の閉館までに夫の仕事が終わらないために息子は小学校が終わったらそのまま帰宅、夫が帰るまでひとりで留守番することになりました。
ただ、小学2年生の子どもをひとりで留守番させるのは不安が大きい。
我が家の場合は息子にひとり留守番の練習をさせ、少しでも安全に留守番できるように次のようなルールを決めました。
学校から帰ったら必ず連絡をもらう
子どものひとり留守番は、きちんと帰宅しているかが一番の心配の種です。
そのため、毎日学校から帰ったら必ず電話で連絡をもらうようにしました。
子供から電話をもらったときは、
- 玄関の鍵は閉めたか
- 学校で困ったことはないか
などを確認していました。
お友達と遊ぶ約束をしない
小学生にもなると放課後に友達と遊ぶことが多くなりますが、親がいないときに遊びに行くのは何かあったときに対処ができません。
そのため、付き添い入院しているときは友達と遊ぶ約束をしないようにしてもらいました。
お父さんが帰るまでお風呂に入らない
小学生ですが万が一を考えてひとりでお風呂に入らないように約束をしました。
当時は毎日シャワーだったのですが、水は危険ですからね。
普段はひとりでシャワーを浴びていますが、付き添い入院中はお父さんと一緒にシャワーに入ってもらうようにしました。
インターフォンの音量を消す
子どものひとり留守番で一番の気がかりだったことは、知らない人の訪問です。
小学低学年では誰か訪問に来ても受け答えできません。
何より、ひとりなので玄関を開けることや知らない人と話すのは危険です。
ただ、子どもなのでインターフォンがなると、つい外をのぞいてしまいますよね。
万が一ひとりで留守番していることが訪問者にわかっては危ないので、インターフォンの音量を消して子どもに人が来たことを気づかせないようにしました。
そして、できるだけひとりで留守番しているときは、玄関口から遠い部屋で過ごすように約束しました。
長期の付き添い入院になるほど兄弟児の心身は不安定になるのでしっかりケアを
下の子の付き添い入院中、兄弟児の留守番は不安事ばかりです。
特に母親が家にいない環境は子供にとって精神的な負担。
我が家は2年生の息子でしたが、退院してから少し赤ちゃん返りのようになり、見てほしいと激しくアピールすることが増えました。
入院中の対策はもちろんですが、帰宅してからもケアが必要になります。
もちろん、付き添い入院をするお母さんも大変なので、できるだけ周りのサポートを活用しながら乗り切ってください。